原因不明の鼻水、鼻づまりが治った!遅延型フードアレルギーについて
原因不明の鼻水、鼻づまりが治った・・・なんて言うと大袈裟かも知れませんが、これが不思議な位、一発で治りました。
原因は・・・思いもしないところにありましたので、今回はそんなことも含めて書かせていただきたいと思います。
遅延型(遅発型)フードアレルギーとは?
少し前から体調がちょっと変だなと思っていまして、そこでとにかく原因を探しまくって思いついたのが、食物アレルギーです。
食物アレルギーというと、食べてすぐに症状が出る、即時型の食物アレルギーの方が一般的には知られていると思います。
ところが、食物アレルギーの中には、食べ物を摂取してから数時間~数日後に症状が現れる、遅延型(遅発型)フードアレルギーというものが存在します。
食べてすぐに症状が出れば、わかりやすいのですが、食べてから数日後ですから・・・まさかその食べ物が原因で体調が悪くなったりするなんて思わないわけです・・。
そんな遅延型フードアレルギーのことを知って、これは検査を一度受けてみたいと思いました。
僕が受けた検査はこのページの最後に詳しくご紹介しますが、郵送検査キットでとても簡単に受けることができるものでした。
その検査を受けるつもりだと、奥さんに話しましたら、彼女も受けたいということで、二人分、申し込みました。
検査キットが届いた
検査キットが届きました。
検査キットといってもこのような小さな箱に入っている簡単なもので、説明書もすごくわかりやすく書かれています。
説明書を読みながら、キットに同封されたランセットという道具(ボタンを押すと針がちょっとだけ飛び出してくる採血をする際に使うモノ)を使って自分で指先から血液を採取します。
最初は怖いなぁ・・・と思っていたのですが、そんなに難しいこともなく、痛みもほぼありません。ちょっとチクっとする程度。
所要時間は説明書を読みながら、10分程度でしょうか。
終わったら、それを郵送して、後は結果待ちです。
結果が来て、ビックリ!!
結果が来ました。恐る恐る・・・封筒を開けます・・
こんな感じでレポートが届きます。僕が今回受けた検査は「日本人の食生活にお馴染みの乳製品、野菜、果物、肉、魚、ナッツ、穀類、コーヒー、スパイス、昆布などをバランスよく揃えた、96種類の日本標準パネル」・・・でした。
96品目、それぞれのアレルギー反応がグラフになっています。
次のページを見てゆくと、全粒小麦がレベル3になっていました。
このレベルですが、
0・・・無反応
1・・・非常に低い
2・・・低い
3・・・中程度
4・・・高い
5・・・非常に高い
6・・・極めて高い
・・・となっています。
ですので、3は中程度になります。
全粒小麦はあまり口にしないので・・・遅発型アレルギーはあまり気にしないでいいのかなと思ったのですが、ここからが、急展開でした。
実は奥さんの結果が・・・
ま、まじか・・・
卵白も卵黄も・・・メーター振り切ったみたいになってます・・。。
上記は奥さんの結果ですが、気楽に受けた彼女の方に問題が発覚したんです。。
(ちなみに冒頭で書かせていただいた僕自身の体調不良はその後、病院での検査でストレスが原因だということがわかりました)
原因不明の鼻水と鼻づまりが消えた!
実は僕の奥さんは毎朝、毎晩、原因不明の鼻水と鼻づまりにここ何年間も苦しめられていました。花粉症というよりも通年、いつもその症状に悩まされていたんです。
耳鼻咽喉科に行っても、鼻炎という風に言われるだけ・・。治しようもないし、原因もあやふやなまま・・。
だけど、何か原因があるんじゃあ・・と思っていました。
そしてこの結果・・・これは遅発型フードアレルギーが原因では?!と。
そして、すぐにたまご関連のものを一切やめてみることにしました。たまご、そのものもそうですし、卵が使われている製品全部です。
マヨネーズなんかもだめだし、ケーキなどの洋菓子もほぼアウト・・・辛い日々のはじまりでもありました・・・。ただ、和菓子(せんべいなど)食べられるものもそれなりにあることがわかったり、食品もアレルギー表示がちゃんとされているものが多くて、嬉しい発見もありました。
ただ、ラーメンなんかもたまごが麺にねりこまれていてダメだったり、やっぱり彼女にとっては辛い日々のはじまりだったと思います・・。
そうして、たまご関連製品をすべて断って数日すると・・・
なんと、鼻水も鼻づまりも消えたんです(驚)
あれだけ何年も苦しんできた鼻水が出ない・・・彼女にとっても僕にとっても、驚きでした。まさか遅発型のアレルギーとは・・・。
気づきようがなかったというか・・。
その日からたまごなしの生活がはじまったわけですが・・・これがたまごというのは意外なところに入っているものでして・・。
例えば、ベーコンとか・・。あとはお惣菜関連にはかなりの確率で入っていたりして・・。外食もかなり限られてきます・・。
そういうものをうっかり食べた日の翌日には決まって、鼻水、鼻づまりです・・。ただ、それから何か月も経っても、たまごを食べていない限り、彼女の鼻水も鼻づまりもなく、原因不明の鼻水と鼻づまりの原因がたまごだったことを確信しました。
本当に思いもしなかった結果でした。
ずっと食べられないわけじゃない
僕の奥さんは、鼻水も鼻づまりも、それから顔の赤みも実はそうなのですが、そういった反応はたまごを断って数日してから今まで一切出なくなりました。(入っていないはずのものにたまごが入っていて、それを食べた翌日は必ず症状が出ます)
ただ、このままだと一生彼女はたまごを食べられないことになりそうですが、実は、一定期間アレルギー反応が出た食品を食べないと(除去すると)、アレルギー反応そのものが下がってくるそうです。
僕は医師ではないので、詳しいこと(専門的なこと)はここでは書きたくはないと思いますが、半年間でそれなりに下がってくることがあるそうです。
そうやって一定期間、その食品を食べずにアレルギー反応が下がってきたら、また食べられるようになる・・・ということのようです。
医師によっては3か月から1年間、その対象となっている食品を食べないようにすすめられる場合もあるようですし、また、アレルギー反応が出た場合のことについてはそれ以外の方法なども含めて、検査結果と一緒に届きます。(検査結果と一緒に届く書類などについては変更になる場合もあると思います)
この遅発型アレルギーそのものに関しては、、一般的な食物アレルギーとは違って、現段階では絶対的な指標にはならないという風に僕自身は聞いています。
ですので、検査結果が全てというわけではなくて、あくまでも、可能性の一つだと思います。
ただ、アレルギー反応が出た場合に、その食品を除いてみて、今の体の不調が回復するかどうかを試してみる価値は十分あると思っています。
少なくとも僕の奥さんは、この検査で長年の悩みが解消しました。
ちなみに、遅発型フードアレルギーの症状も僕の奥さんのように鼻水や鼻づまりだけではなく、例えば、便秘や下痢、腹痛、アトピーや肌荒れ、倦怠感や慢性疲労、むくみなどから、不安神経症やうつなどの精神的な症状も出ることがあるそうです。
最後に今回、僕らが受けた遅延型フードアレルギーの検査ですが、アマゾンからも申し込みができますし、検査そのものを行っている、USバイオテック研究所の日本の正規代理店になりますが、アンブロシア株式会社から申し込むこともできます。
>> IgG 96 スタンダード・フード・パネル(遅延型アレルギー検査キット。こちらはアマゾンになります)
>> アンブロシア株式会社