タワー型扇風機(スリム扇風機)とリビング扇の違いを比較
今回はレビュー記事ではないのですが、タワー型扇風機(スリム扇風機もしくは、タワー型ファン)と従来の扇風機(リビング扇)について、その違いなどを比較してみたいと思います。
タワー型扇風機はこんな感じ↓ のものになります。
従来の扇風機は↓
何がどう違うの?3つの違いについて
このタワー型扇風機(スリム扇風機)と従来の扇風機(リビング扇)の違いですが・・・大きくわけると下記の点になるようです。
1)スペース
2)風
3)音
1)スペース
まず、スペースですが、タワー型扇風機はスリム扇風機などと記載されることもありますが、その名前の通りスリムで場所をあまりとりません。
省スペースなので、狭い場所、部屋などで使う際にはとても重宝します。
また、扇風機は冬は片付けることが多いと思いますが、その際もやはり省スペースなのはありがたいです。
タワー型扇風機は場所をとらないですが、従来の扇風機はタワー型に比べるとやはり横に広がっていますし、それなりに大きさもあります。
設置する際も片付ける際もタワー型に比べると場所をとります。
スペースということを考えると、タワー型が有利!です。
2)風
2つ目の違いが風です。(風の感じ方は個人差があると思いますので・・・あくまでも僕の独断とちょっと偏見があるかもわかりませんが・・。m(_ _)m)
タワー型にも色々な製品があるので一概には言えませんが・・・基本的には従来の扇風機(リビング扇)は羽根が大きく、タワー型ファンはそれに比べて小さ目の羽根を多数使っている製品が一般的かなと思います。
同じ風量を出すために、小さな羽根の場合は回転を速めるか、羽根の数を増やすか・・・ということになろうかと思います。
うちわに例えると・・・
・従来の扇風機は大きなうちわ
・タワー側は小さなうちわ
大きなうちわでゆっくりあおぐ感じと・・・・小さなうちわを多数使ってバタバタバタ・・・とあおぐ・・・そんなイメージでしょうか。
ある家電メーカーによると・・・体に風をあてるという意味では、従来の扇風機の方がタワー型よりもおすすめなのだとか。
これは僕の感じ方になりますが・・・小さな羽根で回転数を上げる扇風機は涼しいのですが、大きな羽根の扇風機でゆったり風を当てる方が、心地いい・・・といいましょうか。
大きな羽根の方がやわらかい感じの風になり、長く当たっていられるのに対して小さな羽根で同じ涼しさを感じようと思うと、あまり長く当たっていられない・・・。
これはあくまでも僕の実感ですので。年齢的なものもあるかも知れませんが・・・恐らく僕が20代の頃は気にならなかったと思うんです・・。
エアコンもガンガンかけてましたし・・。(笑)
ところが30代後半を過ぎた頃から・・・エアコンがやや苦手になってきたというか・・・。
そんな感じで風にこだわりたいと思った場合は僕は従来の扇風機の方が個人的にはいいかなと・・・思っています。
もうひとつ風について・・・ですが、
首振り機能は従来の扇風機にもタワー側にもついているものもあります。
横への首振りは恐らくそれほど差はないとは思うのですが、機種によってはタワー型は縦方向(上下)への首振り(もしくは風の向きの調整)が苦手なモデルも多いのかなと・・・思います。
従来の扇風機は縦方向(上下)への首振りの範囲がとても広いものもありますが、タワー型は上下への調整が苦手、もしくはできないモデルもあります。
これも使い方によるとは思います。
ただ、風という意味では色々な点で従来の扇風機(リビング扇)が有利かなと思います。
3)音
最後に音になります。
これも先ほどの羽根のお話に関連すると思うのですが、従来の扇風機(リビング扇)は羽根がタワー側に比べると大きめのモデルが多いです。
そのため・・・音という意味では従来の扇風機(リビング扇)の方が静かなことが多いようです。
タワー型は音がする・・・という口コミを書かれる方も多くいらっしゃいますが、もしタワー型を購入する際は、音についても確認してみる価値はありそうです。
ただ、タワー型でも音が静か・・・と言うモデルもありますし、音の感じ方は人によって大きく変わるものの1つだと思います。
例えば、仕事をする時や勉強をする際、シ~~ン・・・としたところでするよりもある程度の環境音(風の音)がする方がはかどる場合もあるかも知れません。
実際に、環境音のあるなしで、作業の効率がどれだけ違ってくるのか・・・という実験も行われていまして、環境音があった方が効率が上がったという実験結果もあります。
静かな時というのは、ちょっとした音や声などが気になったりするものですが・・・環境音があることで、目の前のことに集中しやすい・・・そんなこともあるようです。
ただ、リビングでテレビを見る時に使う・・・となるとやっぱり静かな扇風機が欲しいかなと・・・思います。